きょうは、八丁畷宣伝→生活相談→高優賃問題打ち合わせ→大師駅周辺点字ブロック現地調査→幸区カー宣伝→篠原義仁弁護士偲ぶ会、と濃密な一日でした。
大師駅近くに住む視覚障がいのあるKさんから後藤市議に「3つある横断歩道の周りに点字ブロックがなく、時々方向が分からなくなって国道に出てしまうことがある」などの相談が寄せられました。
国交省と川崎市まちづくり局・建設緑政局、市視覚障害者情報文化センターなどの皆さんと共産党の地元支部も参加して、現地調査を行いました。
「雨の日は水たまりを避けて歩くと方向が分からなくなるし、雨の音で車の音が聞こえにくくなるのでどちらが国道なのか分からなくなって、間違えて国道の真ん中近くまで行ってしまうことがある」
「踏切では電車のレールを頼りに歩くが、警報器が鳴ってパニックになったことが何度もある」
など、命の危険がある事態だと痛感しました。
現地調査を終えたあと、視覚障害者情報文化センターの職員さんは
「Kさんはフェンスや段差などあらゆるポテンシャルを上手に使って駅までの行き帰りを歩いている」
「段差の延長線の先が道路に向かっているところは危険性が高い」
「点字ブロックと横断歩道にエスコートゾーン(横断歩道内に設置する点字ブロック状の誘導帯)があれば、かなり安全を確保できるはず」と話されていました。
最後に後藤まさみ市議からは「案ができたら必ずKさんなど障害の当事者の意見を聞いてから改善してください」と要望。「障がいの当事者なしに勝手に決めない」というのは障害者権利条約の原則です。良い改善案を期待したいと思います。
軍事費より、万博より、身近なバリアフリーや防災や教育や社会福祉にこそ予算を使ってほしいと痛感します。