多摩川水害対策では、2019年東日本台風で増水した際に堤防から水があふれた箇所に「堰板」を設置させることができた、と報告しました。
私も市議時代に市議会で求め続け、はたの君枝前衆院議員も2020年に国会で追及。昨年11月の国交省への予算要望でも「梅雨時・出水気に間に合うよう緊急の対応を」と求めていました。
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一歩前進ではありますが、国の基準ではこの箇所の堤防に必要な幅(天端幅)は6mですが、設置された堰板の幅はわずか40cmです。河川行政に関わっていた方に意見を伺ったところ「川幅による水圧の増大より、貧弱な板が長時間の水圧に持ちこたえるだけの耐久度があるのかが問題だ」とのことでした。2019年並みに増水した場合には対岸まで500m分の水を増水が続く時間ずっと受け止めていられるのか、が問われます。
今回は川崎市が臨時対応を行いましたが、国の仕事として国の基準通り「幅6mにして、高さの不足1mかさ上げする」ように堤防の改修をさせることこそ、地元選出議員の仕事ではないでしょうか。
はたの君枝前衆院議員とともに国会に送っていただき、この仕事をさせていただきたいと思います。