年末の数日間を、生前に祖母が住んでいた家で私の両親と過ごしました。いまは空き家なので、両親が数ヶ月に一度風を通しています。
両親は、私の長男次男(5歳と2歳)と庭の夏ミカンを収穫したり、カードゲームをしたり、末娘(10ヵ月)と笑いあったりと、ほほが緩みっぱなしでした。息子たちも庭先で走り回ったり、土や石をいじったり、川崎のマンションではできない遊びに満足したようでした。
強風のために干していたフトンがフットンで直撃、40年使った物干し竿が折れてしまいました。市街のホームセンターで早速買い替えましたが、やはり古い家は大変です。
旧祖母宅はなんとか手入れしていますが、そうはいかない様子のお宅をしばしば見かけます。私の両親も70代半ばに差し掛かりました。「空き家対策」がよく言われますが住民の立場で考えなければ、と改めて感じた年末でした。
コラム「日進月歩」
年末休暇と「空き家」-No.19
2017年1月20日