大学時代にお世話になった、明治学院大学の小野哲郎先生を偲ぶ会に参加してきました。
同じ代のゼミ生だった仲間(正確に言うと私はダブったので一学年下ですが)がいて、ほっとしました。
実行委員長の濱野一郎先生や、献杯の音頭をとった小野ゼミ1期生の方が口を揃えて言っていたのが、「小野先生は最後まで、今の情勢・安倍政権の改憲を憂えて、『憲法9条は守らなくてはならない』と言っていた」ということでした。
また、先生方(もちろん小野先生とは立場のちがう方も多い)のスピーチでも、たびたび「平和」「人権・民主主義」「社会科学」「貧困」「最も弱いものの立場」「マルクス」、そして「お酒」というキーワードが出てきました。
真摯に学問研究の立場で現場のケースワーカーのみなさんと手を結んで貧困とたたかってきた小野先生。頑固で教授達の中で孤立しているような印象を在学中には受けていましたが、意見の違う先生方からも多いに尊敬を受けていることを実感しました。
今日お会いした、ある先輩とは、
先輩「仕事はなにしてるんですか?」
片柳「市会議員になりました」
先輩「どこの党?」
片柳「共産党です」
先輩「偉いっ!小野先生、喜んだだろうなあ~」
と話しました。
3年次にお世話になったM先生にも「片柳くん、当選おめでとう。頑張ってね。」と激励していただきました。
小野先生の遺志をついで、憲法を守り抜けるよう力をつくします。
それにしても、共産党市議としてバッジをつけた姿を、小野先生に見せたかったなあ。
それだけが心残りです。
大学の建物や門、風格があって好きです。
帰りは、別の先輩と話しながら品川駅までの道を、久々に楽しく散策しました。