先日、原水爆禁止神奈川県協議会の『60周年記念のつどい』に参加しました。
私の原点の一つは原水爆禁止運動です。広島と長崎で行われる原水爆禁止世界大会に学生たちを引率してたびたび参加してきました。1998年にインドとパキスタンが核実験を行ったときのことが印象的です。 当時、大学生の私は、テレビのニュースで、「核実験に成功した」と相手国の国旗を燃やして喜ぶインドとパキスタンの人々の映像を見てガックリしていました。しかし世界大会の会場では「核兵器をなくそう」と運動するインドとパキスタンの代表が握手をしていたのです。「世界は変えられる」と確信できました。
いま国際社会は「核兵器禁止条約」にむけて動き始めています。核兵器廃絶平和都市を宣言している川崎市でも声を上げなくては。
コラム「日進月歩」
動き始めた「核兵器禁止条約」-No.23
2017年5月15日