市議会議員となり、1年が過ぎ、振返ると地域の皆さんの声の大切さを痛感します。公園で聞いた子育て世代のみなさんの願い、地域や団体のみなさんの声、議会での発言の一つひとつが「声」を背負っているという責任の重さを感じた一年でした。 生活保護を受けている知的障害のある高齢の男性から「いま住んでいるところは環境も人間関係も悪く、つらい毎日…。もう長くないから故郷の宮崎に帰って死にたいよ」と涙ながらに相談を受けたこともありました。「どう力になろうか」と悩みながらも、役所の担当者に状況を伝え、宮崎の議員とも連携した結果、男性は故郷でご家族と暮らせることになりました。市民の一つひとつの声やつぶやきに応えて活動する初心を忘れないよう日々心がけたいと思います。
市議二年目の今年は、もう少し余裕を持って動けるよう、さらに勉強を重ねてまいります。
コラム「日進月歩」
「声を聞く」初心を忘れない-No.12
2016年6月15日