12月18日、市議会一般質問で「市営バスの利便性向上について」をテーマに取り上げました。
他にも「八丁畷駅前道路の整備について」「性自認・性的指向にかかわる施策について」「川崎区における市民館のあり型について」を質問しました。
今回は「市営バスの利便性向上について」を報告します。
質問① 東扇島に照明付きのバス停を増やすべき
まず、市営バスの利便性向上について交通局長に伺います。
東扇島内では派遣労働に従事する方々が増え、女性の労働者も増加しています。先日午後五時すぎに現地で確認したところ、バス待ち中の方の7割程度が女性と見受けられました。東扇島内には暗い道もまだあるため「せめてバス停は明るくしてほしい」との声を伺っています。照明付きのバス停の設置を進めるべきと思いますが、この間の設置状況と今後の設置計画についてうかがいます。
答弁① 交通局長
バス停留所照明の設置についての御質問でございますが、現在、東扇島内におけるバス停留所は26箇所あり、バスをお待ちになるお客様の多い、川崎駅方向のバス停留所13箇所に照明付き標識を設置している状況でございます。
今後の設置計画については、今年度、新たに川崎港コンテナターミナル入口停留所にソーラー式照明付き標識を1基設置する予定でございます。
わかりやすいバス停の配置、南部斎苑へのバス便充実を
進めていただくようお願いします。また東扇島には、ほとんど同じ名前のバス停で、市営の路線バスのバス停と、京急と臨港バスの高速バスのものが、少し離れた位置にあるところが2カ所ほどあります。間違えて乗れなかったという訴えもありますので、統合できないか検討していただくよう要望します。南部斎苑へのバス便についても、家族葬や親しい友人のみの葬儀などが増えているので、路線バス便を充実してほしいとの声があります。こちらも検討していただくよう要望します。
【以下、質問時間の関係もあり質問には充分に取り込めませんでしたが、現地視察の報告です】
↓(東扇島)バスのバス停。すぐ数十メートル先に市営の路線バスのバス停があります。
↓南部斎苑では、斎苑の目の前の「南部斎苑前」のバス停と、4分ほど歩く「池上町」のバス停の二箇所の利用を勧めています。
遠いほうの「池上町」のバス停ですが、「南部斎苑」への案内がありませんでした。
↓バス停から歩き始めたところ。奥に見える歩道橋のところを右折します。
↓右折したところです。これで約半分くらいでしょうか
↓さらに直進して斎苑が見えてきました。
合計4分ほどで到着。 高齢の方の中には、この距離がつらいという人もいらっしゃるかと思います。
↓夕日に工場が映えていました。この景色はなかなかのものです。後で月が出ていたことにも気付きました。